『タイムライン』スポーツメンタルコーチングの技法

時間の流れを体感して自分会議を促す

スポーツメンタルコーチングのメソッド「タイムライン」について、スポーツメンタルコーチ・柘植陽一郎氏の著書「成長のための答えは、選手の中にある(洋泉社)」では次のように説明しています。

以下、引用

『これは、目標となる、ある未来までの時間の流れ、もしくは記憶に強く残っている、過去のある時点からの時間の流れを疑似的に体験することにより、現状やこれからすべきことなどへの「気づき」を促すものです。』


主な実施方法

主には、床にテープを張って、過去・現在・未来のラインを引き、年月・日付を記入したラベル(紙・付箋紙など)を置きます。(時間軸)

事前に、あるいはその後に付箋紙など用紙に書き出した、イベント、出来事、人、気になること、などを記入していきます。(空間軸)

そのあとは、コーチによるクライアントへの問いかけ・対話を中心とした「コーチング的コミュニケーション」により、セッションを進めていきます。

1)テープは1本だけでなく2~3本、それ以上も引くことがあります

2)付箋紙や用紙(記入したカード)は、動かしたり、まとめたり、外したり、書き換えたり

3)タイムラインを見る場所、立つ場所、見る範囲、などを変えていきます

4)その時間、その場所、その瞬間を、五感を使って「ありありと」空想し、思い出し、心身を使ってイメージしていきます


実施事例

本ページ冒頭の写真は、クライアントのアイデアで立体的なタイムラインになっています。タイムラインのやり方に細かい決まり事はなく、クライアントのイメージや感覚で創造的に進めていくことが大切です。

※事例掲載ご協力:佐藤亜紀さん・佐藤一花さん親子(当時中学3年生の一花さんがクライアント)


セッション当時と現在の一花さんの様子など、メッセージを頂きました。

【以下、佐藤亜紀さんより】


一花のbefore after

セッションを受ける前の中学時代、

部活をやっている娘は

頑張っていました。

辛いこと、苦しいこと

我慢して頑張っていました。

キツい練習をこなし

難しかった人間関係も

グッと堪えて、色々あったけど

3年間やりきって引退しました。


そして、高校でもバレーボールを

やると決めていたけど

娘の中には不安が大きくなっている

様に感じられました。

(たぶん、私が1番不安だったのかも)

そんな娘が

中3の冬にセッションを受けてからは

思考パターンは大きく変わりました!


現在、高校で部活を頑張っている娘は

とてもイキイキしていて楽しそうです!

もちろん、

キツい練習で心が折れそうになったり

上手く出来なくてイライラしたり

不安になってモヤモヤしたり

マイナスオーラをガンガン出すこと

ありますが…そんな時は

『自分会議』をやってる様です!


磯野コーチとのセッションは

今でも娘に影響を与え続けてくれていて

ワクワクの未来を大切にしながら

前向きに頑張っています。


成長をし続け、

頑張る娘の姿に感動します。

仲間と一緒に頑張っている姿を

観るのが大好きです。

『娘の追っかけ』やってます^ ^

凄く楽しいです♡


あの時、コーチングセッションを

受けられた事に心から感謝しています!


※現在、一花さんは高校2年生


■スポーツメンタルコーチングの実際の様子はこちらをご覧ください。

以下、佐藤亜紀さんのブログより




JCRA独自のサポートプログラム

自分会議アシスト

JCRAでは、このスポーツメンタルコーチングの手法「タイムライン」を取り入れた、心理的サポートプログラム『自分会議アシスト』を行っております。

詳しくは、本サイト「夢の実現を応援します‼」をご覧ください。


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